The Face of Jizo

父と暮せば

Stage Production

New York, 2024

Music and Sound Design — Masashi Hasegawa

原爆投下後の広島を舞台にした演劇作品に応答して制作した音楽とサウンドデザイン。

The Face of Jizoのリサーチ中に撮影された、広島の原爆ドーム。

Before the Music

The Face of Jizoは、音ではなく、場所から始まった。

スコアを書く前の2024年6月、長谷川将志は広島を訪れ、街の記憶に向き合った。空気、資料、そして風景に残る静かな重み。

その出会いが、音楽の出発点となった。

Hiroshima, June 2024

訪問は、遠くから対象を見るようなリサーチではなかった。それは、耳を澄ますための時間だった。

原爆ドームの前に立ち、街の歴史に結びつく資料をたどる中で、彼は音楽が受け止めるべき感情の大きさを理解し始めた。

作曲は、その体験から育っていった。

From Place to Sound

スコアは、原爆投下後の広島を舞台に、記憶、悲しみ、人と人とのつながりを中心に据えた作品のために書かれた。

出来事を外側から描写するのではなく、沈黙、優しさ、生きる者と記憶される者の間にある繊細な動きへ寄り添うように音楽を形づくった。

The Work

The Face of Jizoは、2024年8月にニューヨークで上演された。

音楽は大きな演劇作品の一部として、装飾ではなく、もう一つの存在の層として物語を支えた。

題材を説明するのではなく、その傍らに留まることを目指した。

Presented in New York.

本公演は、広島・長崎への原爆投下から79年となる節目のプログラムの一環として、2024年8月9日にJapan Society New York、8月10日にSt. Mark’s Churchで上演された。

  • 2024年8月9日

    Japan Society New York

  • 2024年8月10日

    St. Mark’s Church

Listening position.

Credits

Music and Sound Design
Masashi Hasegawa
Direction
Ryoma Matsuzaka
Production
Rino Aise / Rino Aise LLC

旋律から始まる作品もある。 この作品は、耳を澄ますことから始まった。

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