The Place
音楽は、稼働する繊維工場の中から始まった。
旋律を書く前に、長谷川将志は織機が繰り返す動きへ耳を澄ました。不均一なアクセント、金属的な響き、身体で感じる脈動。

The Sound
機械音を背景のノイズとして扱うことはしなかった。
その音を採取し、音楽を形づくる素材として作品へ取り込んだ。
Translation into Music
工場の脈動は作品の構造となり、機械、布、動き、人の身体を結んだ。
音は装飾として加えたのではない。その存在が、音楽の形を決める理由の一つになった。
The Film
映像は、音が生まれた繊維工場の環境で撮影された。
完成した作品は、場所、機械の動き、映像、音楽を、一つの連続した体験として結んでいる。
